ノスタルジア

プログラミングや個人開発、なんでもない日々のことについてのブログ

サービス10個作ったら、1個くらい一瞬バズると思って開発してる。

最近Twitterをちょこちょこ利用するようになって、僕が想像していた以上に多くの人が自分のサービスを作っていることを知りました。

 

勉強がてら作った小さいサービスから、ハイクオリティで大きなサービスまで、本当に多種多様なサービスが公開されていました。ただ、自分が作ったサービスでお金を稼ごうと考えている人はそんなに多くないと感じました。

 

自分でプログラムが書ける人の最大のメリットは、0円で自分のサービスを作ることができるということだと僕は思っています。だから独学で僕はプログラミングを勉強したし、インターネット上にこれだけ多くのサービスが溢れているんだと思います。

 

僕は2年ほど前にHTMLすら知らない状態で漫画投稿サイトを運営してみたいと思い、web系の受託会社に見積もりを出したことがありますが、その時はざっくりと500万円くらいとの回答が返ってきました。また、搭載する機能は制限されますが、既存のオウンドメディア構築ツールをカスタマイズして簡単な漫画サイトを作ったとしても130万円ほどかかると言われました。

 

130万円であれば何とか払えない額ではありませんでしたが、HTMLも知らなかったため、運営している中で小さなデザインの変更でも業者に頼むことになることを考えると、プログラマーを雇うお金がない自分には無理と考え諦めました。

 

そこから、雇うことはできないけれど、無給で僕が作りたい漫画のサービスに共感し、手伝ってくれるプログラマーはいないものかと、様々なイベントに参加して探してみました。でも無給で一緒に手伝ってくれる人はいませんでした。みんなその場では「良いね!」と言ってはくれましたが、実際手伝ってくれるかというとみんな言葉を濁して去って行きました。

 

それでも自分の考えているサービスを作りたかったので悩んだ結果、「お金はないし作ってくれる仲間もいない、さてどうするか....」→「自分で作るしかない!」となり、自分でプログラミングの勉強を始め、サービスを作り始めました。

 

ここで自分でサービスを作る決断をしたことは今考えて本当によかったと思っています。 プログラミングを覚えて自分でサービスを作ることができれば、必要なのは自分の時間だけです(Time is moneyではありますが...)。ほぼ0円で自分の考えたサービスを形にできるため、何回でも失敗することができます。

 

サービスが当たる確率なんてものすごい低いです。自分が考えた1つめのサービスで当てるなんて神業だと思います。でも10個サービスを作ったら、1つくらい当たるとは思いませんが、一瞬バズったりすることはあるんじゃないかと思っています。

 

もちろん最初から失敗すると思いながら開発をしているわけではありませんが、失敗しても大丈夫なよう、リスク回避をすることは大事だと思います。今後もしばらくは広告費は最小限に抑え(ってかお金が単純にない)、コツコツサービスを作って、宣伝して、壊してを繰り返していこうと思っています。

 

また、今まで一人でサービスを開発してきましたが、やっぱり誰かと一緒に共同で開発するのもしてみたいです。個人開発は自分の好きなようにできる反面、モチベーションの維持が難しいですし、複数人での開発の方が新しいアイデアが生まれやすいです。誰か一緒に面白いサービスを作りたいという人がいましたらぜひ連絡ください。

 

それにしても、本当にTwitterをみてるといろんな個人開発のサービスがありますね。ただ、大部分のサービスが勉強の一環としてだったり、就職、転職のポートフォリオのために作ったサービスだったりして、作って終わりというパターンがとても多い気がします。

作るだけ作ってそのまま放置するようになる気持ちはめちゃめちゃわかります。自分もサービスを作るだけ作って、そこで満足してしまって放置してしまうことばかりやっています。

 

特にto C向けサービスはユーザーを集めるのが難しいと痛いほど感じています。宣伝にかける予算が豊富にあれば、まだユーザーの獲得はそこまで難しくないですが、予算がない、かつ、影響力もない個人にとってto C向けサービスの宣伝はこの上なく難しいです。

 

ただ、なんかどうしてももったいないなと思ってしまいます。作ったサービスを誰かが使ってくれたらそれだけでみんなめちゃくちゃ嬉しいはずです。でも現実は誰も使ってくれないから絶望して、宣伝をやめて放置することになっていく。「開発→宣伝→ユーザー集まらず絶望→放置」のループを出来るだけ抑えるように何とかできないものですかね。

 

開発会議のような個人開発を盛り上げるプラットフォームはありますが、まだまだそのようなプラットフォームの数が少ないように感じます。

devtalk.jp

 

今後も個人開発で生まれたサービスはどんどん出てくると思うので、それらを積極的に宣伝してくれる場所がたくさん出てくれば嬉しいです。開発会議みたいなサービスがどんどん盛り上がり、個人開発がプログラマー界隈だけでなく、一般的にもっと認知度が広まれば良いなぁ!