サービスを作るより、ユーザーを増やす方が難しい
どうも@leavescomicです。
僕は今、初心者向けクラウドソーシングサービス『novice』と誰でも無料で紙の本を出版できるサービス『nospri』、誰でも京都の情報を投稿できるサイト『鴨川へ行こう』を運営しています。
僕はほぼ全て独学でプログラミングを約1年半勉強し、手探りでサービス開発に取り組んできました。
サービスの開発は苦しい部分もありますが、基本的には楽しいです。特にエラーが出てなかなか前に進むことができない状態が数時間、数十時間続いた末、解決できたときは本当に嬉しいです。
話は少し脱線しますが、エラーで長時間ハマった時って大体凡ミスが原因なこと多くないですか!? コードが1文字間違えてたり、パラメーターが渡せてなかったり。少なくとも僕は2時間以上ハマる時は大体凡ミスが原因なので、解決できたときはめちゃくちゃ嬉しい反面、『自分はこんなことに何時間も時間を使ってたのか!!』と思い、ちょっとヘコみます。
話を戻して、とにかくこの1年半はサービスを開発することに注力してきました。そのため、宣伝することに関しては全く考えていませんでした。いや、正直に言うと、わざとに宣伝しなかった部分もあります。だって宣伝せずにいきなりサービスリリースしてバズるのってかっこよくないですか?
誰でもネットショップを開設することができる『BASE』はローンチ後、1日でユーザーが数千人集まったそうです。
BASEみたいになるのは奇跡に近いことだということは分かってるんですが、『そんなことが起こったらどうしよう』と心のどっかで思いながら、宣伝はせずに開発を続けていました。
毎日少しずつ開発を続けていくと、ついに完成を迎えます。当たり前です。特に個人開発の場合は仲間とケンカするようなことはないので、時間さえかければ誰でもある程度のサービスを完成させることはできるかと思います。
でもサービスが流行るかどうかは別です。特に宣伝を事前にしてこなかったサービスの99%はローンチ直後にバズることなんてないと思います。僕が今まで作ってきたnoviceやnospriのサービスももちろんそうでした。バズったりはしていません。
だから登録ユーザー数はなかなか増えません。もちろんサービス自体に需要がないということもあると思いますが、そこ以前に宣伝しないとサービスを知ってもらうことすらできません。
サービスに一度訪問してもらってから、『ふーん、興味ねえな』と思ってもらうなら構いません。むしろ一度でもサービスを覗いて頂いただけでありがたいです。ただ、サービスに気づいてすらもらえないことはめちゃくちゃ悲しいし、そもそも気づいてもらえなければ、サービス自体にニーズがあるのかどうかも分かりません。
でもどうやって宣伝していったら良いのでしょうか。SNSやブログを更新して地道に宣伝していくことは大切だと思いますが、効果が出始めるのは数ヶ月後〜数年後です。web系のサービスの場合、アナログな方法で地道に一人一人会って、宣伝していくのは効率が悪すぎる気がします。
バリバリのやり手の起業家はここで資金調達して一気にサービス拡大を図るのでしょうが、僕は資金調達し、株を投資家に配分するやり方は今の所あまり気が進みません。自分のやりたい様にできなくなるし、下手したら投資家のために神経すり減らしながら働く様になってしまうかもしれません。まぁそもそも資金調達は甘いものではないので、今の僕ではかなり厳しいですが(笑)
とりあえず今後も地道に宣伝しながら、サービス自体の改善にも注力していくつもりですが、もう一度どうやったら自分のサービスに多くの人が訪問してもらえる様になるのか、宣伝方法を考えてみようと思います。
これから新しくサービスを開発している方は僕みたいにならない様、開発と並行して宣伝方法についても計画を立てることをオススメします。また、ローンチ前までにある程度の初期ユーザーが確保できるくらい宣伝できていたら最高だと思います。サービスのローンチと同時にある程度ユーザーが集まれば、サービス自体も流行っている様に見えて、新たなユーザーも集まってきやすいです。
プログラマーの方は、サービスを開発するスキルはあると思いますが、サービスを宣伝するスキルも持っている人はなかなかいないと思います。自分が開発したサービスで食っていきたいと考えている人は宣伝スキルも高めていきましょう。
まぁ人に物言える立場では全くないので、とりあえず今日も地道にコツコツ頑張っていきます。。。