ノスタルジア

プログラミングや個人開発、なんでもない日々のことについてのブログ

フィリピンのセブ島でインターンしてた時の話その3

僕が3年ほど前、フィリピンのセブ島で留学エージェントの会社におよそ9ヶ月間インターンとして働いていた時のことを書いたブログその3です。

 

前回のブログはこちらから

 

leavescomic1.hatenablog.com

 

初めてインターン先へ行く! 

何とか午前中4コマを終えると、食堂で昼食です。フィリピン留学では学校によっては朝食がなかったり夕食がなかったりする学校がありますが、僕が通っていた(住んでいた?)学校は3食毎日提供してくれていたため、お金がない僕にはめちゃくちゃ助かりました。ただ、学校が韓国系の学校であったため、韓国料理のフィリピン風みたいな料理ばかり。おまけに献立は1週間のルーティンで同じメニューが回ってきます。朝食は毎朝コーンフレークにバナナと未だによく分からないキムチとコンビーフみたいな丼ぶりのセットでした。あの朝食、セブにいる時何回食べたんだろう?

 

食堂のご飯には本当に飽きました。外食できるお金があれば、絶対に途中から外で何か買って食べるようになってたと思います。

 

まあ昼食が終わって、僕はインターンでフィリピンにきているので、午後からはお仕事です。幸い同時期にもう一人同じインターンがおり、彼も同じ学校の寮に住んでいたので、学校の出口で待ち合わせして一緒に会社まで行きました。

 

同じインターンの彼とフィリピンで重なっていた期間は1ヶ月だけでしたが、今でもたまに連絡を取っています。最初はちょっと緊張して「これからよろしくお願いします!」と挨拶してましたが、後に彼がクソ野郎(良い意味で!)と分かってからはめちゃくちゃ仲良くなれました。最初に敬語で挨拶した場面は今でもめちゃくちゃイジられます(笑)

 

彼とインターン先の会社へ行き、まず社長と社員の方々に挨拶して、早速仕事内容を教えて頂きました。僕がやることはフィリピンへ留学を希望する方へのオペレーション業務とwebサイトのコンテンツ管理。あとたまに提携先の語学学校に訪問して留学生の状況を聞いたり、打ち合わせしたりしてました。

 

インターン含めて当時日本人6人、フィリピン人3人、計9人の会社だったため、お互いの距離が近く、とてもアットホームな雰囲気で働きやすかったです。

 

僕はインターン先の会社と語学学校、あと、たまに行くレストランやコンビニしかフィリピンの職場というものを見たことはありませんが、日本とは全然違います。定時になったらすぐ帰るし、そもそも就業時間の5分前くらいから帰る準備を始めます。勤務中にめちゃくちゃおしゃべりしてるし、コンビニでは店員はこっちが呼ぶまでレジしてくれないこともよくありました。

 

これは他の国でもよくあることで、日本が逆にきっちりしすぎだと本当に思います。日本人はもっと緩く、自分のライフスタイルを大切にしながら仕事をすべきです。

もし残業ナシで自分のライフスタイルを大切にしたい方はフィリピン等の外国で働くのも良いかと思います。TOEIC650点くらい持っていれば、東南アジアでは案外簡単に就職できますよ。

 

夕方6時まで働いた後は自由時間です。ショッピングに行ってもいいし、レストランで食事しても良し。クラブやバーで遊んでもOKです。学校にカジノは禁止されていましたがたまに行っていました。同じインターンの彼はカジノで大金を失って、社長から10万円借りてました(笑)。

 

フィリピンに行って最初の1ヶ月はよく同期の生徒達とレストランやショッピングモールに行ったりしてました。最初は全てが新鮮でちょっとレストランに行っただけでも、わくわくしてたし、いろんな経験を積むことができました。ただ、滞在1ヶ月が経過して、一通りフィリピンでの生活に慣れてくると次第に楽しくなくなります。

 

別に外に出て遊んでもそんなに楽しくないし、目新しい発見もない。なので英語の勉強をしようとする。でも学校の生徒達はほとんどが1ヶ月〜2ヶ月の短期留学生です。彼らはフィリピンの生活が非日常と感じている内に日本へ帰っていきます。1ヶ月もすればベテランの生徒になるため、「〇〇連れてってくださいよ〜」とか「〇〇で飲みいきません?」とかめちゃくちゃ誘われます。

 

最初は誘いに乗ったりしてましたが、3ヶ月目くらいからはほとんどそういう誘いには行かないようになりました。

 

するとどうなるか?

 

めちゃめちゃ孤立した存在になるんです! 僕のことを先生や学校スタッフの方はよく知っている。でも、新しく来た生徒にとっては「よく見るけどあの人誰」状態。先生から「生徒の◯◯からmizuのこと聞かれたよ!」(僕はmizuと先生達から呼ばれていた)という話をよく耳にしました。

 

そりゃそうですよね⁉︎

 

いつも顔見たことあるけど話したことないし。なぜか昼過ぎにいつも外に出て行くし(一般の生徒は夕方の最終授業が終わるまで外出禁止になっている)。あいつは何者?ってなるに決まってます。

 

ただ、僕が住んでいたのが4人部屋だったのですが、同部屋の生徒たちとは仲が良かったので、寂しくはなかったです。

 

そんなこんなで徐々にフィリピンでの生活が平凡と化し、学校内で長老扱いされながらインターン生活を送るのでした。。。